「最後の騎士と男装の麗人」デボラ・シモンズ [HQヒストリカル]
昨年邦訳されてから、ずっと書き忘れてました。更新を再開してすぐに書くべきでした。シリーズラストですしね。
デボラ・シモンズ、ディ・バラ家シリーズ最終巻。
最後のディ・バラ、末っ子ニコラスの登場です。
とはいうものの、読み始めてすぐに、ニコラスが想像と違い過ぎることに気づいて、読み進めるのに戸惑ってしまいました。
作品の雰囲気が「竜の秘宝を抱く乙女」に通じる暗さだったからです。
末っ子ニコラスの今までの登場シーン等を考えると、陽気で明るい性格だったはず。
前作までで性格が変わるような何かがあったような記述がなかったので、かなりびっくりしながら読み続けました。
何かがあることは、すぐに分かるんだけども、あまりにも予想していた雰囲気ではなかったのが拍子抜けでした。
私が中世物に慣れて、概ねオーソドックスな話から、少し変わった話まで結構読んでいるためか、話そのものに対するワクワクドキドキするような感覚を覚えなかったし、主人公達に対してあまり感情移入が出来なかった。
まあ、ここ何年ものデボラ・シモンズの作風を考えれば期待してはいけないというのは分かっていたのですが……。
とりあえず無難に上手くまとめた感じになってます。完結して良かったね、って言ってあげたくなる作品です。
もちろんそれなりに楽しんで読めます。
やっぱり2話目のジェフリーの話が一番好みだで面白かったし、3話のサイモンの話は当時は物凄く衝撃を受けました。
この二つにはどの話も敵わないなあ。
デボラ・シモンズ、ディ・バラ家シリーズ最終巻。
最後のディ・バラ、末っ子ニコラスの登場です。
とはいうものの、読み始めてすぐに、ニコラスが想像と違い過ぎることに気づいて、読み進めるのに戸惑ってしまいました。
作品の雰囲気が「竜の秘宝を抱く乙女」に通じる暗さだったからです。
末っ子ニコラスの今までの登場シーン等を考えると、陽気で明るい性格だったはず。
前作までで性格が変わるような何かがあったような記述がなかったので、かなりびっくりしながら読み続けました。
何かがあることは、すぐに分かるんだけども、あまりにも予想していた雰囲気ではなかったのが拍子抜けでした。
私が中世物に慣れて、概ねオーソドックスな話から、少し変わった話まで結構読んでいるためか、話そのものに対するワクワクドキドキするような感覚を覚えなかったし、主人公達に対してあまり感情移入が出来なかった。
まあ、ここ何年ものデボラ・シモンズの作風を考えれば期待してはいけないというのは分かっていたのですが……。
とりあえず無難に上手くまとめた感じになってます。完結して良かったね、って言ってあげたくなる作品です。
もちろんそれなりに楽しんで読めます。
やっぱり2話目のジェフリーの話が一番好みだで面白かったし、3話のサイモンの話は当時は物凄く衝撃を受けました。
この二つにはどの話も敵わないなあ。
最後の騎士と男装の麗人 (ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル)
- 作者: デボラ シモンズ
- 出版社/メーカー: ハーレクイン
- 発売日: 2013/11/29
- メディア: 新書
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