HS-168「薔薇と狼」HS-232「闇に眠る騎士」　マーゴ・マグワイア：情けは人の為ならず：SSブログ

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HS-168「薔薇と狼」HS-232「闇に眠る騎士」　マーゴ・マグワイア　[HQヒストリカル] [編集]

続いて同じくマーゴ・マグワイアで
結構前に読んだのですが、思い出したので手放す前に書いておこう

「薔薇と狼」
キットは健気で素直で芯が強いマーゴ・マグワイアのヒロインの典型で、とても好感が持てました
ウルフも始めはちょっと傲慢だなあと感じましたが、キットに惹かれ始めると次第に好感度がアップして行きました
キットとルパートの関係を誤解して悶々とするウルフとか好きです
悶々としている期間が短かったのも、良かった理由かな
二人とも結構素直なので我の張り合いがなく、擦れ違いがあっても苛々することがないんですよね
ストーリも二転三転、山場がいくつもあり、波乱に満ちていて面白かったです
癖がなく、誰でも気持ち良く読める作品でした

「闇に眠る騎士」
薔薇と狼で拷問されたヒューがヒーローかあ、と何も考えず読み始めましたが……そんなにひどい状態だったの！？とびっくりしました
確かに前作で酷い状態だとは書かれていたけど、片目のこと以外はあまり具体的に描かれていなかったので、想像ができなかったようです
脇役だったしね＾＾；さらっと流してました
ウルフとキットに比べるとかなり地味な感じがしますが、とても誠実でヒューとシャーンのカップルは好きでした
やっぱりマーゴ・マグワイアは外れがないなあ
地味と思いつつ楽しんで読めてしまうんだもんね
序盤、次はニコラスとマルガリートでスピンオフ?とか思いながら読み進めていましたが、後日談の手紙でしっかり結婚していましたね＾＾；そっか、スピンオフはなしか……