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PHS-5 「初恋の帰る場所」 PHS-24 「子爵と恋の迷宮へ」 アン・アシュリー [HQヒストリカル]

PHS-5 「初恋の帰る場所」
互いの思い込みがもどかしいロマンスでした
べスがアン・アシュリーらしいヒロインです
アン・アシュリーのヒロインは思い込み方や恋愛についての考え方等、色々な部分で女々した所が顔を出すんですよね
今回はその女らしさが微妙に気になったかな
色んな意味で中途半端な印象を受けたんですよね
男勝りかと思えばそうでもないし、理論的な思考の持ち主かと思えばそうでもないし、女性っぽい嫉妬をする割に変に男性に対して物分かりが良かったり……年齢のせい?
何だろう、突き抜けないんですよね
ストーリーはアン・アシュリーの良くある話って感じで、傑作とは言えないけど、安定して読める感じです
ヒーローのフィリップも傲慢でないし、良い人だし、悪くないんだけど……なんでしょうね、この物足りなさは
訳者の問題なんだろうか?
そんな中で、ブラックウッド子爵に期待!って感じでした
彼の謎が残ったままなので、次作スピンのヒーローだと予想できます
今作は、フィリップがブラックウッド子爵に食われ過ぎてたのかなあ?


PHS-24 「子爵と恋の迷宮へ」
登場人物が多くて、誰が誰だか^^;
実は、フィリップが出てくるまでスピンだということに気づかず、「あれ?」と思って本棚をひっくり返して前作を読みなおした次第です
前作読んだの10か月前ぐらいだしねえ。ほとんどストーリー忘れてました
登場時、ヒロインのイザベルが非常に私好みのしっかり者さんだったのですが、セバスチャンが登場した辺りからどんどん前作ヒロインのべス化して行ったのがとっても残念
アン・アシュリー作品のヒロインは男で変わる女性がほとんどなんですけど、私の嫌いな変化だったんですよね
オシャレに全く興味がなかったヒロインなので、好きな人ができてちょっとは綺麗に見られたいと思うのはいいんです
それが不特定多数に綺麗に見られたい、ドレスで着飾るのが気持ちいい、パーティが大好き……になると、ちょっとなあ^^;
悪いという訳ではなく、あまりにも女性化しすぎてて、好きになれなかったよ
その変わっていく様子も急激だし、違和感があったのは私だけ?
途中からヒロインのキャラが前作と完全に被っていました
一方ヒーローのセバスチャンも、私の苦手なアン・アシュリー、ヒーローでした
いわゆる「僕は何でもお見通し」って感じのロマンスの進め方するんです
本人は衝動的にとは言うけど、変に冷静で突き放しているイメージを持ってしまうんです
まあ、アン・アシュリーの作品では結構毎度のことなんですけどね
彼女の作品が大好きな人にはツボな作品なのではないだろうか、とは感じました

さて、今作も腑に落ちない印象を所々受けました。これって、訳の問題なのかなあ

初恋の帰る場所 (ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル)

初恋の帰る場所 (ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル)

  • 作者: アン アシュリー
  • 出版社/メーカー: ハーレクイン
  • 発売日: 2010/09
  • メディア: 新書



子爵と恋の迷宮へ (ハーレクイン・ヒストリカルスペシャル)

子爵と恋の迷宮へ (ハーレクイン・ヒストリカルスペシャル)

  • 作者: アン アシュリー
  • 出版社/メーカー: ハーレクイン
  • 発売日: 2011/10/01
  • メディア: 単行本



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