PHS-11「王子様を夢見て」 アン・ヘリス [HQヒストリカル]
PHS-11 「王子様を夢見て」 アン・ヘリス
2011年3月の新刊です
実は私好みの作家さんではないので、邦訳されている数の割にあまり読んでいない作家さんです
何処が駄目なのか、未だに解んないんですけども……とりあえず、新刊だったので読んでみました
ヒーロー・ハリーはまだ結婚する気はないが、若い時の放蕩の末、今は落ち着いた生活を送っている資産家の領主
ヒロイン・スザンナは若く美しい年頃の娘だが父親が死んでから貧乏暮らしで、母親の友人のアメリアから援助されてやっと社交界デビューができるという環境のため、このシーズンに裕福な結婚相手を探さないといけないと思っている
という、とてもノーマルな王道ストーリーのリージェンシーです
あっと驚くような仕掛けはないし、変った設定もありません
主人公二人の性格もアクがないので受け入れやすい半面、これといった個性が感じられなかったです
ハリーがカッとなると見境なく怒鳴る(怒る)っていう性質が個性といえば個性かなあ
という具合で引っかかる部分がないものだから、さらっと安心して読めます。が、ちょっと面白身には欠けるかも
ロマンスも冷静でお行儀が良いので物足りなさを感じました
可も不可もなく、二度読みするまでもない……という作品でした
ただ、明らかに3部作の1話目なので、他の登場人物たちのその後は気になります
過去に恋人同士であった貧乏伯爵ジェラードと裕福なアメリアは明らかにスピン対象。凝った設定からも疑うまでもないです
今作でも二人の関係が小出しに語られているので、彼らの物語はとても気になります
マックス・コールリッジは怪しいという程度ですが、プロローグから考えるとスピンがありそうです
2011年3月の新刊です
実は私好みの作家さんではないので、邦訳されている数の割にあまり読んでいない作家さんです
何処が駄目なのか、未だに解んないんですけども……とりあえず、新刊だったので読んでみました
ヒーロー・ハリーはまだ結婚する気はないが、若い時の放蕩の末、今は落ち着いた生活を送っている資産家の領主
ヒロイン・スザンナは若く美しい年頃の娘だが父親が死んでから貧乏暮らしで、母親の友人のアメリアから援助されてやっと社交界デビューができるという環境のため、このシーズンに裕福な結婚相手を探さないといけないと思っている
という、とてもノーマルな王道ストーリーのリージェンシーです
あっと驚くような仕掛けはないし、変った設定もありません
主人公二人の性格もアクがないので受け入れやすい半面、これといった個性が感じられなかったです
ハリーがカッとなると見境なく怒鳴る(怒る)っていう性質が個性といえば個性かなあ
という具合で引っかかる部分がないものだから、さらっと安心して読めます。が、ちょっと面白身には欠けるかも
ロマンスも冷静でお行儀が良いので物足りなさを感じました
可も不可もなく、二度読みするまでもない……という作品でした
ただ、明らかに3部作の1話目なので、他の登場人物たちのその後は気になります
過去に恋人同士であった貧乏伯爵ジェラードと裕福なアメリアは明らかにスピン対象。凝った設定からも疑うまでもないです
今作でも二人の関係が小出しに語られているので、彼らの物語はとても気になります
マックス・コールリッジは怪しいという程度ですが、プロローグから考えるとスピンがありそうです
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