SSブログ

HS-178「孤島の花嫁」 HS-183「打ち寄せる波のごとく」 マーゴ・マグワイア [HQヒストリカル]

マーゴ・マグワイアはこれ!という作品はないけど、どれも面白いという作家さんかな
ハマるほどではないが、無難といったところか
ということで、敢えて集める気はなく、何気に手に入った時に読んでは手放しています
しかし、どうもそれは失敗でした
実は結構スピンオフになってたりするので、後で読み返したくなったりします^^;

「孤島の花嫁」
うーん…ヒーローのアダムもヒロインのクリスティアーヌもどちらかというと穏やかな気性だし、性格もそれほど頑固ではないし…でも、その性格のせいか、なんとなく地味な話なイメージがーー;
クリスティアーヌがアダムの娘メグの心を開いていく過程がメインでストーリーが進んでいくので、それほど話に山場もなく、特に意地の張り合いをすることもなく、気がつくとハッピーエンドで話が終わりという感じ
序盤が山場だったのかな。クリスティアーヌがメグと出会うまでは結構ドキドキしながら読めました
メグと出会ってしまうとアダムがクリスティ―ヌを認めてしまうので、残ったのはクリスティーヌの誤解からの嫉妬だけで、こっちはその誤解の内容を知っているもんだから微妙に感情移入しにかったかも
でも、それなりに面白いのは面白いんですよね

「打ち寄せる波のごとく」
ヒーローのバーソロミューが偏見の塊な上にとにかく頑固で、最後の方、ヒロインのマイリを助けに行くまでどうしようもないヒーローでした
大体、遭難して瀕死で海岸に打ち上げられ、数日眠り続け、やっと意識を取り戻した女性に対して、バーソロミューの態度はなしですよ。それ以降もかなり酷い仕打ちです……
基本的にマーゴ・マグワイアのヒロインは健気で優しく、芯の強いたおやかな女性が多く、マイリもその例に洩れず健気で素直です
とても好感を持てるヒロインです
記憶喪失中はそれをバーソロ―ミューに信じてもらえなくて可哀そうでした
ハーレクイン王道の敵対関係の娘だった記憶が戻った時には素性をバーソロミューに話せず、予想通り自分の首を絞めていく展開に。そんなもの絶対ばれるんだから><と、ドキドキです
ラスト、後日談がありそうでないのは訳者のページの都合?それとも本当にないのかな?
微妙に尻切れトンボ状態でちょっと残念でした
ストーリーは起伏があって、ドラマチックで面白かったです
終盤に出てきたマイリのハンサムな従兄アンガスはいつかスピンオフがあるのでは!?と気になりました
が、それ以上に気概のあるマリー神父がいい味出してると思いました


孤島の花嫁 (ハーレクイン・ヒストリカル・ロマンス)

孤島の花嫁 (ハーレクイン・ヒストリカル・ロマンス)

  • 作者: マーゴ マグワイア
  • 出版社/メーカー: ハーレクイン
  • 発売日: 2004/01
  • メディア: 新書



打ち寄せる波のごとく (ハーレクイン・ヒストリカル・ロマンス)

打ち寄せる波のごとく (ハーレクイン・ヒストリカル・ロマンス)

  • 作者: マーゴ マグワイア
  • 出版社/メーカー: ハーレクイン
  • 発売日: 2004/04
  • メディア: 新書



打ち寄せる波のごとく―記憶をなくしたら (ハーレクイン・リクエスト)

打ち寄せる波のごとく―記憶をなくしたら (ハーレクイン・リクエスト)

  • 作者: マーゴ マグワイア
  • 出版社/メーカー: ハーレクイン
  • 発売日: 2008/07
  • メディア: 新書


こっちはリクエストになってたんですね
人気があったのかな?
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。