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ジョアンナ・メイトランド 「庭園の誓い」「エマの結婚」「名誉の代償」 [HQヒストリカル]

HS-196 「庭園の誓い」
ヒロインのジェミーは継母に虐げられるシンデレラ設定です
設定やストーリー展開は王道です。ヒロインが男の子に扮して逃げるのも王道なのかな
それでも、ジェミーが継母に逃亡先がばれるまではドキドキハラハラさせられ、とても面白かったです
結婚してからは良くも悪くもハーレクインロマンスらしい展開で、じれったいです
でも、ジェミーが良い子なので気持ち良く読めました
ヒーローも傲慢そうに見えて実は優しく、その優しさのせいで変な誤解をして、結婚したのに手を出さないと約束してしまい悶々とするのが良かったです
ま、ありがちですけどね
王道の話は驚きや感動は薄いけど、安心して読めるのが良い所です


HS-207 「エマの結婚」
序盤の過去の思い出が、あまり生きてなかったなあと、感じました
私としては、エマが少女の頃からお互いに想っていた設定の方が好きです
実際は昔は恋愛感情がほとんどなかったような描写なので、再会後のお互いへの想いが少し物足りなくて残念な感じでした
エマはあまり好きなタイプではなかったのですが、自信家であったはずのヒーローが戦争での大怪我で自分を卑下している(ヒロインを口説く資格がないと思い込んでるんですよね)という設定は私好みなので及第点だったかな
普段なら絶対に有り得ない(とヒューゴーは思い込んでる)けど、スキャンダルから救うための求婚なら可能(これも思いこみだと思うんだけど^^;)だ。やった!てな感じで求婚するあたりがちょっと私のツボです
ヒロインなら「庭園の誓い」ヒーローなら「エマの結婚」。ストーリは似たようなもんって感じでした(主観入りまくりです)


HS-226 「名誉の代償」
ヒューゴーの弟、放蕩者キットがヒーローで登場
「エマの結婚」での賭け事が発端となりますので、前作を読んでいるとキットの行動がより解り易いと思います
前作スキャンダルのためにエマと婚約しかけたキットですが、今回もヒロインではない人と婚約してしまうストーリー展開
エマの時はともかく、今回は何故婚約するのか全く意味がわかりませんでした。無意味な犠牲的精神だった
まあ、賭博から始まった話なので、マリーナが賭博でキットを助けるという展開に持っていきたいがためなのは分かるんですけども
放蕩者がいかに愛に目覚めるて行くかという、これまた王道物です
私の予想に反して、ロマンスシーンは意外とあっさり
最後までいたしません^^;

どれも、可もなく不可もなく、感想も特にない、さらりと読める作品でした
重い作品がつらい時などの気晴らしにはぴったりかも


庭園の誓い (ハーレクイン文庫)

庭園の誓い (ハーレクイン文庫)

  • 作者: ジョアンナ メイトランド
  • 出版社/メーカー: ハーレクイン
  • 発売日: 2009/04/01
  • メディア: 文庫



エマの結婚 (ハーレクイン文庫)

エマの結婚 (ハーレクイン文庫)

  • 作者: ジョアンナ メイトランド
  • 出版社/メーカー: ハーレクイン
  • 発売日: 2010/02/01
  • メディア: 文庫



名誉の代償 (ハーレクイン・ヒストリカル・ロマンス)

名誉の代償 (ハーレクイン・ヒストリカル・ロマンス)

  • 作者: ジョアンナ メイトランド
  • 出版社/メーカー: ハーレクイン
  • 発売日: 2005/08
  • メディア: 新書



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