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PHS-12 「放蕩貴族を愛したら」 ジョアンナ・メイトランド [HQヒストリカル]

PHS-12 「放蕩貴族を愛したら」 ジョアンナ・メイトランド

エイキンヘッド・オナーズ2作目
ヒーローはエイキンヘッド3兄弟の次男レオです
女性に関しては並ぶものなき放蕩者です
ただ、賭け事はしないし、弟の面倒を見てるし、スパイの仕事もしてるので厳密には放蕩者と言ってしまっていのか悩むところではあります
でもなんちゃって放蕩者ではないのも確かです。女性に関しては
レオがヒロインのソフィーが絡むと言動が無茶苦茶になり真面目に仕事してるように見えなかったり、やみくもな嫉妬に駆られて訳の分からない行動に出たり、彼女の純潔奪っておいてそれに気づかなかったり……とヒーローが色んなところで破たんしてます
あえて、レオの人格を壊してるとしか思えない^^;優秀なスパイにはとても思えなかったわ
そんなレオに振り回されるソフィーが可哀そうでした
まあ、こっちも秘密が多くて、レオを振り回してるんだけども
残念ながら私好みの主人公達ではなかったのでさらっと読んで終わってしまいました
背景は「会議は踊る、されど進まず」で有名なウィーン会議
そしてストーリーも進まず、です
ナポレオンがエルバ島を脱出してから怒涛のようにストーリーが進んだ気がします。停滞していた世界もやっとそこで動き出した感じですね
それまで停滞したウィーンの裏側で頭でっかちに考えるだけで動けない鬱屈した感じをずっと受けてましたので、ちょっとホッとしました。って、もうラストなんですけどもね
そして肝心のロマンスはというと、レオがずっと錯乱してたので(としか思えなかった)今一つでした。初めて結ばれた時のレオの態度なんて最悪でしたしね
最後はご都合主義ですが、まあ読後感は良しということで
次作の今回成長し、フランスへ向かったジャックに期待
となるとベンも気になる訳で、これ、エイキンへッド3兄弟3部作ではなくてエイキンヘッド・オナーズ4部作なのかもしれない

放蕩貴族を愛したら (ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル)

放蕩貴族を愛したら (ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル)

  • 作者: ジョアンナ メイトランド
  • 出版社/メーカー: ハーレクイン
  • 発売日: 2011/03/31
  • メディア: 単行本



スピン…エイキンヘッド・オナーズ1作目「仮面舞踏会は公爵と」

仮面舞踏会は公爵と (ハーレクイン・ヒストリカルスペシャル)

仮面舞踏会は公爵と (ハーレクイン・ヒストリカルスペシャル)

  • 作者: ジョアンナ メイトランド
  • 出版社/メーカー: ハーレクイン
  • 発売日: 2011/01
  • メディア: 新書



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