SSブログ

PHS-4「宿命の舞踏会」 シルヴィア・アンドルー [HQヒストリカル]

8月の新刊でした
一月に一冊だけの刊行になってしまったヒストリカル、更にリージェンシーばかり。残念です
リージェンシーに飽きてきてる今日この頃
ハーレクインに中々手が伸びず、読んでいない分だけが溜まっていきます^^;

さてさて、今作は2009年10月発行の「伯爵の華麗なる復讐」のヒーロー、アンボーン伯爵の友人ジェームズがヒーローです
ヒロインは西インド諸島からロンドンの社交界にやってきたセリーナ
とんでもない誤解が生じて、弟をセリーナが殺した(自殺に追い込んだ)と思いこむヒーローがなんだかなあと……14歳が弟の不倫相手って、ありえないのに信じるし…
設定はありきたりで、話にも捻りがない。展開も予想通りで、さらっと読んで印象に残らない感じだった
ただ、ヒーローとヒロインが頑なではないし、話に深みがないのでストレスがなく読み終えられるのは良かった
セリーナの性格は好きなタイプでした
お転婆タイプだけど、27歳という年齢なのでそれなりに分別があり、聡明。でしゃばりではないけど、明るく行動力がある
基本的に素直で分別のあるヒロインが好きなので、結構ど真ん中でした
すべてが終わり、出会った頃の二人の雰囲気に戻ったラストは素敵でしたね
ヒストリカルではヒーローが愛の告白をするまで自分は告白するものかと意固地になるヒロインが多い中、自分から素直に告白したセリーナに好感です
ストーリーの流れや纏まりは良く、非常に読みやすかったです
前作の終盤が蛇足チックで読むのが苦痛だったのですが、今回はそんな部分がありませんでした
因みに、アンボーン伯爵一家のその後が楽しめます



PHS 宿命の舞踏会

PHS 宿命の舞踏会

  • 作者: シルヴィア・アンドルー
  • 出版社/メーカー: ハーレクイン
  • 発売日: 2010/07/30
  • メディア: 新書



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。