PHS-2「美しき嘘」 ケイシー・マイケルズ

昨日更新できませんでした＞＜
そして本日は、すでに忘れかけている話ではなく、本日届いていた新刊の感想で＾＾；
とはいうものの、この作品はリバイバルなんですよね
HSX-7が初版です

ヒロインのジュリアが良かったですね
ベケット家の面々がとても個性的で、ともすれば貧乏で気が強いだけが取り柄のヒロインは埋もれてしまうのではないかと思いましたが、そんなこともなく、最後まで大活躍でした
素直で可愛いヒロインでした
ヒーローのチャンスは中盤ぐらいまで後ろ向きだし、口止めのためにジュリアをものにしちゃうし、あんまり好きなタイプではないなあと思っていました
でも、これが中盤を過ぎると、ジュリアにメロメロになっていくに比例して性格が変わっていきます。ま、基本後ろ向きではありますが＾＾；
長いので読むのは大変ですが、ストーリー展開が良く、とても楽しめます
設定の齟齬や強引なところも特に感じなかったです
たくさんの個性的な人物が自分勝手に動き回って話が進むのはケイシー・マイケルズらしい語り口でしたが、ロマンス部分がしっかりしていたので主人公達がブレルことがなかったのが良かったです

結局ハイチで何があったのかイマイチわからなかったんだけど、私だけ？
それとも、次作以降に出てくるのかなあ