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BBC リトル・ドリット  ~迷子のようなクレナム君 マシュー・マクファディン [気になる商品]

最近ヒストリカルロマンスに手を伸ばす回数が減っている。一年経って食傷気味?
まだまだ読んでいな作品があるんだけど…読んでも感想書いてないのも多いしなあ

そう、ヒストリカルと言えば、またもLaLaTVで撮り溜めしていた作品をまとめて見ました
ディケンズの「リトル・ドリット」です
これも一種のヒストリカルロマンスかな
まとめて見て良かったです。三話目ぐらいまで全く話の筋や展開が分からず、ただ無意味に登場人物が増えていくだけ……序盤見続けるのが大変な作品でした^^;
原作を読んでいないので既成のイメージを持っていなかったからか、キャストがすごくハマっていると感じました
特に、いつも途方に暮れたような顔をしているクレナム君と何だか不幸そうなエイミーがディケンズっぽい暗さでしたね~
ストーリーはディケンズらしい富裕者と貧しい者の生活ぶりが対比されていて、当時の英国社会が見事に描かれています
終わった後に調べたらどうも原作とラストが違うらしい
ドラマはすっきりと納得いく形で、ハッピーエンド終わっていました。原作はもやもやする終わり方らしいですね
読みたいわ。でもリトル・ドリット単独の邦訳が売っていない;;再販してもらえないかしら

因みに、ハーレクインヒストリカルリージェンシー物でお馴染のマーシャルシー監獄が前半の舞台です。ハーレクインではさすがに監獄そのものは出てこないので、なかなか興味深かったです
エイミーの父親がマーシャルシー監獄に入ってる理由も借金ですしね
当時って本当にこんな社会だったのね

そうそう、途方に暮れた迷子のような表情のヒーロー……思い出したのは最後を見終わってからでした
「プライドと偏見」のダーシーだわ*^^*
↑キーラ・ナイトレイが美人過ぎてエリザベスと思えないので「Pride and Prejudice」とは思ってないけど、単なるリージェンシー物オリジナルとして考えれば結構好きなんですよね
コリン・ファースと比べられて結構いろいろ言われますが、確かに影薄いし^^;でも、マシュー・マクファディンのダーシーも好感持ったんですよね。対人の対応の自信のなさを高慢さで隠してる感じが原作っぽくって……あのリジーを見る瞳が私は好きだったんですよ
でも、クレナム君とダーシーが重なるのに随分時間がかかったこと^^;タイプ違うしね

結論を言うと、「リトル・ドリット」はかなり面白かったです
後半は続きが気になって作品に引き込まれました
ただ、最後エイミーとクレナムとの関係が一回見ただけでは良く分かりませんでした(結局クレナム家の謎が解き明かされるのはラスト20分で駆け足だしねえ^^;それまでヒントもほとんどないし)
エイミーに渡るはずだったクレナム家の財産もどうなったのやら不明
うーん…原作読みたくなっちゃうよ

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