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HS-114「嘆きの城」 HS-223「侯爵は恋泥棒」 デボラ・シモンズ [HQヒストリカル]

「嘆きの城」

ヒーロー、ヒロインの基本的な設定が「悪魔と乙女」の下敷きになってる?と感じたのは私だけだろうか
まあ、性格もストーリー展開も異なりますから全く違う話なんですけどね
最後は予想を覆す如何にもな人が犯人でした
AでもBでもなくCなんていう推理小説のありきたりではないし、AではなくBというハーレクイン的なありきたりでもないところがびっくりでした
フレッチャーへのミスリードが上手い!
読んでる時はハーレクイン的下手なミスリードだと思ってましたけど……^^;してやられた感じデス
これも私だけ?
そして、ハーレクインを読んでいて良く思うんだけど、15歳が18歳になっても大して外見が変わるわけないと思うんだけどなあ。どうして結婚適齢期になった瞬間「美しく成長していた」になるんだろう
15歳が25歳になっていたのなら美しく育っていて一目で恋に落ちるのはまだ理解できるんだけど
それとも、西洋の女性はその期間に大きく外見が変わるんだろうか
このヒーローのジャスティンも2年経っただけなのに、クレアのあまりの変わりようにいきなり恋に落ちます
そしてそのクレアの王子様願望に応えるべく頑張るジャスティンは微笑ましかったです
例のごとく、私には合わないヒロインでしたが、面白かったです


「侯爵は恋泥棒」

前半、ジョージアナのお馬鹿で軽薄で無分別な性格にストレスを感じて読み進められない人は楽しめない本だと思います
性格的には「シャーロットの冒険」「悪魔と乙女」のヒロインたちを足して更にお馬鹿にした感じ^^;
つまり、私のあまり好きでないヒロインでした
更にはストーリー自体も単純で先読みしやすいものですので、ストーリーに重きを置く方も楽しめないのではないかなあと感じます
ただ、ジョージアナの性格や二人のバカップルぶりを受け入れて、コメディであるという前提でこの吹けば飛ぶほど軽いストーリーを読み進めると、あら不思議。むちゃくちゃ面白い!
もう、爆笑なしでは読めない作品です
温泉プールの中での出来事なんて始め唖然としましたが、状況を考えると笑っちゃうしかないって感じですよね
まさか毎朝お湯を入れ替えてるわけでもなく、あの後の温水プールの中には……
アシュダウン自身も呟いてましたが、それは考えてはいけないことですね^^;
とにかく、バカップルぶりを楽しむ作品です


嘆きの城 (ハーレクイン・ヒストリカル・ロマンス)

嘆きの城 (ハーレクイン・ヒストリカル・ロマンス)

  • 作者: デボラ シモンズ
  • 出版社/メーカー: ハーレクイン
  • 発売日: 2001/06
  • メディア: 新書



侯爵は恋泥棒 (ハーレクイン・ヒストリカル・ロマンス)

侯爵は恋泥棒 (ハーレクイン・ヒストリカル・ロマンス)

  • 作者: デボラ シモンズ
  • 出版社/メーカー: ハーレクイン
  • 発売日: 2005/06
  • メディア: 新書



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