ハーレクイン・スティープウッド・スキャンダル感想その5 HSS-13 HSS-14 HSS-15 [HQヒストリカル]
HSS-13 「約束のワルツ」 メグ・アレクサンダー
ヒロイン:ジーナ・ホワイトロー ヒーロー:ジャイルズ・ラシュフォード
お、気になっていたジャイルズ登場
このシリーズ中、唯一全くお金のないヒーローですね^^;
何気に「尽きせぬ思い」のヒーロー、ジャック・デニングを思い出す後ろ向きな考えと雰囲気です
実は全作品中一番の美形なのでは?と密かに思っているのです……あ、この後のバーナバスもかなりの美形だったな…
ヒロインのジーナですが、積極的なのか消極的なのか良く分からない態度が続き、自分が敢えてした結果に腹を立てたり、良く分からないことで反省したりで、彼女の性格が最後までつかめなかった気がします
性格が掴めなかったから彼女の行動が良く分からなかったのかもしれませんが
ストーリーや設定が一風変わっていて、そのこと自体は面白いなと思いました
ハイソな感じじゃなくて、どこか素朴さを感じるのはメグ・アレクサンダーの特徴なのかしら
「予期せぬ求婚」も意外に地味なイメージを持ったし……
前作メインのインディアとアイシャム卿の出番が非常に多く、ちょっと登場しすぎではないか?と思いましたが、そのお陰で場面場面が若干明るくなってたように思います
とにかく、終盤吹っ切るまでジャイルズが陰気なので、全体的に暗い雰囲気だったように思います
一方、アビー館については特に目新しい情報はなかったような気がする
まあ、後は侯爵殺害の犯人だけだしね
しばらくは何も出てこないのかもね
HSS-14 「ラヴェンダーの密約」 ニコラ・コーニック
ヒロイン:ラヴェンダー・ブラバント ヒーロー:バーナバス・ハモンド
前作「運命の遺言状」で、ラヴェンダーがヒロインかなと思いましたが当たりでしたね
ヒーローは新しく出てくるのかなと思ったら前作にも出ていたバーナバスでした
ていうか、確か「運命の遺言状」でキャロラインが二人の間に流れる親密な空気に気づいていたと思うんだけど……今作スタート時に親密な所が一つもなかったんですけど^^;
逆玉の輿話が続きますね……
玉の輿話ばかりもなんなので、女性側の方が金持ちで地位が高いという設定もたまにはいいもんです
そういう設定の場合、ヒーローが暗くて妙に常識人で頑固なのは仕方ないのかな(ジャイルズもそうでした)
最後はHQお約束のハッピーエンドで幸せな気持ちになれました*^^*
身分違いの恋はニコラ・コーニックの十八番だな
そして、ニコラ・コーニックのヒーローはあまり行儀良くないところが熱くていいですね
さてさて、ラヴェンダーは誰を目撃したのでしょうか
サイウェル侯爵殺害の犯人を見てるのに誰か明らかにされていない。結局、何も話は進まないのね
HSS-15 「うるわしき縁組」 シルヴィア・アンドルー
ヒロイン:デボラ・ストーントン ヒーロー:ヒューゴ・パーシヴァル
Mr.Hugely perfectことヒューゴがやっとヒーローで登場です
そして、デボラ…ヒロインでしたか
シルヴィア・アンドリーは当たりの作品は非常に面白いんですよね
スティープウッド・スキャンダルでは2作品とも大当たりです(私的に)
へスターとダンガラン卿の「社交界の評判」は、ここまで読んできても一番好きな作品ですが、今作もかなり面白く、笑いながら読める作品でした
災厄を呼ぶ女デボラがヒューゴを巻き込んでいく設定が上手く生きています
ヒーローの事情とヒロインの事情が同じ比重でストリーが進み、最後にうまく融合してハッピーエンドになる作品は、まず面白いです。この「事情」の比重がどちらかに傾いてしまうとどちらかのキャラが消えてしまってあまり面白くないと感じてしまう気がします
「社交界の評判」はこれが非常にうまくいってたように感じました
それに比べると今作はデボラに比重が傾いています
ですが、そこにデボラの災厄をことごとく受けてしまう体質のヒューゴという設定で比重がイコールになるんですよね。だから上手くまとまってるし、どちらかのキャラが負けるといった感じもない
そして、災厄を受けるヒューゴが全てにおいて完璧といわれるほどの人物だからこそ、事が起こった時のギャップがコミカルな感じで読み進められました
アビー館に関しては完全に忘れ去られている感がありますが……
さてさて、スティープウッド・スキャンダルも残すは一冊になりました
やはり予想通りルイーズとマーカスがメインで、全ての謎が解き明かされるのでしょう
楽しみです^^
ヒロイン:ジーナ・ホワイトロー ヒーロー:ジャイルズ・ラシュフォード
お、気になっていたジャイルズ登場
このシリーズ中、唯一全くお金のないヒーローですね^^;
何気に「尽きせぬ思い」のヒーロー、ジャック・デニングを思い出す後ろ向きな考えと雰囲気です
実は全作品中一番の美形なのでは?と密かに思っているのです……あ、この後のバーナバスもかなりの美形だったな…
ヒロインのジーナですが、積極的なのか消極的なのか良く分からない態度が続き、自分が敢えてした結果に腹を立てたり、良く分からないことで反省したりで、彼女の性格が最後までつかめなかった気がします
性格が掴めなかったから彼女の行動が良く分からなかったのかもしれませんが
ストーリーや設定が一風変わっていて、そのこと自体は面白いなと思いました
ハイソな感じじゃなくて、どこか素朴さを感じるのはメグ・アレクサンダーの特徴なのかしら
「予期せぬ求婚」も意外に地味なイメージを持ったし……
前作メインのインディアとアイシャム卿の出番が非常に多く、ちょっと登場しすぎではないか?と思いましたが、そのお陰で場面場面が若干明るくなってたように思います
とにかく、終盤吹っ切るまでジャイルズが陰気なので、全体的に暗い雰囲気だったように思います
一方、アビー館については特に目新しい情報はなかったような気がする
まあ、後は侯爵殺害の犯人だけだしね
しばらくは何も出てこないのかもね
HSS-14 「ラヴェンダーの密約」 ニコラ・コーニック
ヒロイン:ラヴェンダー・ブラバント ヒーロー:バーナバス・ハモンド
前作「運命の遺言状」で、ラヴェンダーがヒロインかなと思いましたが当たりでしたね
ヒーローは新しく出てくるのかなと思ったら前作にも出ていたバーナバスでした
ていうか、確か「運命の遺言状」でキャロラインが二人の間に流れる親密な空気に気づいていたと思うんだけど……今作スタート時に親密な所が一つもなかったんですけど^^;
逆玉の輿話が続きますね……
玉の輿話ばかりもなんなので、女性側の方が金持ちで地位が高いという設定もたまにはいいもんです
そういう設定の場合、ヒーローが暗くて妙に常識人で頑固なのは仕方ないのかな(ジャイルズもそうでした)
最後はHQお約束のハッピーエンドで幸せな気持ちになれました*^^*
身分違いの恋はニコラ・コーニックの十八番だな
そして、ニコラ・コーニックのヒーローはあまり行儀良くないところが熱くていいですね
さてさて、ラヴェンダーは誰を目撃したのでしょうか
サイウェル侯爵殺害の犯人を見てるのに誰か明らかにされていない。結局、何も話は進まないのね
HSS-15 「うるわしき縁組」 シルヴィア・アンドルー
ヒロイン:デボラ・ストーントン ヒーロー:ヒューゴ・パーシヴァル
Mr.Hugely perfectことヒューゴがやっとヒーローで登場です
そして、デボラ…ヒロインでしたか
シルヴィア・アンドリーは当たりの作品は非常に面白いんですよね
スティープウッド・スキャンダルでは2作品とも大当たりです(私的に)
へスターとダンガラン卿の「社交界の評判」は、ここまで読んできても一番好きな作品ですが、今作もかなり面白く、笑いながら読める作品でした
災厄を呼ぶ女デボラがヒューゴを巻き込んでいく設定が上手く生きています
ヒーローの事情とヒロインの事情が同じ比重でストリーが進み、最後にうまく融合してハッピーエンドになる作品は、まず面白いです。この「事情」の比重がどちらかに傾いてしまうとどちらかのキャラが消えてしまってあまり面白くないと感じてしまう気がします
「社交界の評判」はこれが非常にうまくいってたように感じました
それに比べると今作はデボラに比重が傾いています
ですが、そこにデボラの災厄をことごとく受けてしまう体質のヒューゴという設定で比重がイコールになるんですよね。だから上手くまとまってるし、どちらかのキャラが負けるといった感じもない
そして、災厄を受けるヒューゴが全てにおいて完璧といわれるほどの人物だからこそ、事が起こった時のギャップがコミカルな感じで読み進められました
アビー館に関しては完全に忘れ去られている感がありますが……
さてさて、スティープウッド・スキャンダルも残すは一冊になりました
やはり予想通りルイーズとマーカスがメインで、全ての謎が解き明かされるのでしょう
楽しみです^^
約束のワルツ (ハーレクイン・スティープウッド・スキャンダル)
- 作者: メグ アレクサンダー
- 出版社/メーカー: ハーレクイン
- 発売日: 2005/09
- メディア: 新書
ラヴェンダーの密約 (ハーレクイン・スティープウッド・スキャンダル)
- 作者: ニコラ コーニック
- 出版社/メーカー: ハーレクイン
- 発売日: 2005/10
- メディア: 新書
うるわしき縁組 (ハーレクイン・スティープウッド・スキャンダル)
- 作者: シルヴィア アンドルー
- 出版社/メーカー: ハーレクイン
- 発売日: 2005/11
- メディア: 新書
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