ハーレクイン・スティープウッド・スキャンダル感想その４ HSS-10 HSS-11 HSS-12 [HQヒストリカル]
HSS-10 「一夜の刻印」 エリザベス・ベイリー
ヒロイン：アナベル・レット ヒーロー：ヘンリー・コルトン（ハル）
私が作者に合わない？と思ってしまいそうです
前作の「美徳の戯れ」もちょっと肌に合わないなあと感じる部分があったのですが、今回もかなりストレスの溜まる展開で、読み進めるのがしんどかったです
前作ではあれほど思慮深く分別ありそうなキャラクターとして描かれていたアナベルですが、まあ、とんでもない強情でイライラしました
相手の気持ちをあまり推し量ることもないし、かなり自己中で、性格があまり良くないヒロインです
まあ、そりゃあね、3年ぶりに再会して「誰?このおばさん」みたいな目で見られりゃ傷つきもするでしょうが
更にハルがアナベルの気持ちに対して鈍感というか、何気に配慮に欠けるというか……他のことには細やかな気遣いを見せるのに不思議だ
ハルはスティープウッド・スキャンダルのヒーロー群の中でも若い方だと思うんだけど、多分２６，７歳？おそらく唯一髭を生やしています（今まで読んだ中にはいなかった）
私、お手入れしているお髭はダメなのよ～＞＜
ということで諸々の事情により、私にとっては非常につらい作品でした
アビー館の事件に関しては、噂話に進展が……
前ヤードリー伯爵の死の真相が明らかになりました。更にソロモン・バーネックが侯爵の息子だと断言してる噂……まあ、HSS-１６まで謎は解明されないんでしょうけど＾＾；
HSS-11 「愛の忘れもの」 ゲイル・ウィティカー
ヒロイン：ヘレン・ド・カヴァデイル ヒーロー：オリヴァー・ブランドン
ヘレンがヒロインでびっくり！
いえ、確かに「アフロディーテの醜聞」ではかなりの存在感を醸し出していたし、ヒロインでもおかしくないと思いましたが、年齢が年齢なのでヒロインは無理ではないかと＾＾；
３１歳ですよ。３１歳初婚って、現代ならともかく１９世紀初頭ではかなりありえないのでは……まあ、ありえない設定ばっかりなのでそれを言っちゃあってことなんでしょうか
美人で優しく芯の強いヘレンは非常に好感を持てる女性です
オリヴァーは…多くを語るまい。ただの鈍感ヤローですね
ストーリーがソフィーと恋人を軸にしてガーディング女学園を中心に進むので、二人が会って話をするのがオリヴァーが学園に顔を出した時しかないというのが不満かな
もう少しロマンスを描いてほしかった気がします
少し物足りない感じです
HSS-12 「レディに御用心」 アン・アシュリー
ヒロイン：ロビーナ・パーシヴァル ヒーロー：ダニエル・エクスマウス卿
３６歳と２０歳…１６歳差ですか
実際の話、親子といってもおかしくないよねえ
ヒストリカルは年の差が大きいカップルが多いです
私としてはせめて１０歳差ぐらいに抑えてほしいんだけど…それでも年の差あり過ぎと感じますが
さて、今までの登場であまりお気に入りのキャラでなかったロビーナがヒロインです
脇役の時には普通のレディでしたが、さすがヒロイン。アン・アシュリーらしいヒロインに仕上がっていました
終盤、捕えられてから自力で脱出しようと試みるロビーナは素敵です。ろうそくで手首の縄を焼き切って逃げようとします。これが無謀ではなく、ちゃんと考えてるからびっくり
そういう性格だったのね……
ヒーローのダニエルはちょっと掴みどころのない感じではありましたが、ロビーナにメロメロで、時々ひどくかわいらしくなるのが良かったですね
ロビーナが話す占いの内容に嬉しくてにやにやする所とか……ロビーナが生む男の子の父親が自分だと思っているあたり自信過剰ぎみで笑えます
誘拐されたロビーナを助けに行って、必要もないのに既成事実を作るために一晩一緒にいてから脱出する腹黒なところも笑えました
ダニエルはロビーナと結婚したくてたまらないんだなあと素直に納得できたし
これが、年の差を考えると更に笑っちゃうんですが＊＾＾＊
後半戦、さすがに気になる人物は出てこなくなりましたねえ
そういえば、ちらっと意味もなくロビーナの従兄デボラの話が出てましたね。どうにも唐突な感があったので気になりました。災厄を呼ぶ女設定?
残り４冊。まだメインで出ていないのはルイーズ、マーカス、ヒューゴ、ジャイルズ、ラヴェンダー
私といえば、何気に無一文のジャイルズが気になっています
ヒロイン：アナベル・レット ヒーロー：ヘンリー・コルトン（ハル）
私が作者に合わない？と思ってしまいそうです
前作の「美徳の戯れ」もちょっと肌に合わないなあと感じる部分があったのですが、今回もかなりストレスの溜まる展開で、読み進めるのがしんどかったです
前作ではあれほど思慮深く分別ありそうなキャラクターとして描かれていたアナベルですが、まあ、とんでもない強情でイライラしました
相手の気持ちをあまり推し量ることもないし、かなり自己中で、性格があまり良くないヒロインです
まあ、そりゃあね、3年ぶりに再会して「誰?このおばさん」みたいな目で見られりゃ傷つきもするでしょうが
更にハルがアナベルの気持ちに対して鈍感というか、何気に配慮に欠けるというか……他のことには細やかな気遣いを見せるのに不思議だ
ハルはスティープウッド・スキャンダルのヒーロー群の中でも若い方だと思うんだけど、多分２６，７歳？おそらく唯一髭を生やしています（今まで読んだ中にはいなかった）
私、お手入れしているお髭はダメなのよ～＞＜
ということで諸々の事情により、私にとっては非常につらい作品でした
アビー館の事件に関しては、噂話に進展が……
前ヤードリー伯爵の死の真相が明らかになりました。更にソロモン・バーネックが侯爵の息子だと断言してる噂……まあ、HSS-１６まで謎は解明されないんでしょうけど＾＾；
HSS-11 「愛の忘れもの」 ゲイル・ウィティカー
ヒロイン：ヘレン・ド・カヴァデイル ヒーロー：オリヴァー・ブランドン
ヘレンがヒロインでびっくり！
いえ、確かに「アフロディーテの醜聞」ではかなりの存在感を醸し出していたし、ヒロインでもおかしくないと思いましたが、年齢が年齢なのでヒロインは無理ではないかと＾＾；
３１歳ですよ。３１歳初婚って、現代ならともかく１９世紀初頭ではかなりありえないのでは……まあ、ありえない設定ばっかりなのでそれを言っちゃあってことなんでしょうか
美人で優しく芯の強いヘレンは非常に好感を持てる女性です
オリヴァーは…多くを語るまい。ただの鈍感ヤローですね
ストーリーがソフィーと恋人を軸にしてガーディング女学園を中心に進むので、二人が会って話をするのがオリヴァーが学園に顔を出した時しかないというのが不満かな
もう少しロマンスを描いてほしかった気がします
少し物足りない感じです
HSS-12 「レディに御用心」 アン・アシュリー
ヒロイン：ロビーナ・パーシヴァル ヒーロー：ダニエル・エクスマウス卿
３６歳と２０歳…１６歳差ですか
実際の話、親子といってもおかしくないよねえ
ヒストリカルは年の差が大きいカップルが多いです
私としてはせめて１０歳差ぐらいに抑えてほしいんだけど…それでも年の差あり過ぎと感じますが
さて、今までの登場であまりお気に入りのキャラでなかったロビーナがヒロインです
脇役の時には普通のレディでしたが、さすがヒロイン。アン・アシュリーらしいヒロインに仕上がっていました
終盤、捕えられてから自力で脱出しようと試みるロビーナは素敵です。ろうそくで手首の縄を焼き切って逃げようとします。これが無謀ではなく、ちゃんと考えてるからびっくり
そういう性格だったのね……
ヒーローのダニエルはちょっと掴みどころのない感じではありましたが、ロビーナにメロメロで、時々ひどくかわいらしくなるのが良かったですね
ロビーナが話す占いの内容に嬉しくてにやにやする所とか……ロビーナが生む男の子の父親が自分だと思っているあたり自信過剰ぎみで笑えます
誘拐されたロビーナを助けに行って、必要もないのに既成事実を作るために一晩一緒にいてから脱出する腹黒なところも笑えました
ダニエルはロビーナと結婚したくてたまらないんだなあと素直に納得できたし
これが、年の差を考えると更に笑っちゃうんですが＊＾＾＊
後半戦、さすがに気になる人物は出てこなくなりましたねえ
そういえば、ちらっと意味もなくロビーナの従兄デボラの話が出てましたね。どうにも唐突な感があったので気になりました。災厄を呼ぶ女設定?
残り４冊。まだメインで出ていないのはルイーズ、マーカス、ヒューゴ、ジャイルズ、ラヴェンダー
私といえば、何気に無一文のジャイルズが気になっています
- 作者: エリザベス ベイリー
- 出版社/メーカー: ハーレクイン
- 発売日: 2011/12/27
- メディア: 単行本
- 作者: ゲイル ウィティカー
- 出版社/メーカー: ハーレクイン
- 発売日: 2012/02/03
- メディア: 単行本
- 作者: アン アシュリー
- 出版社/メーカー: ハーレクイン
- 発売日: 2012/03/02
- メディア: 単行本
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