ハーレクイン・スティープウッド・スキャンダル感想その2 HSS-4 HSS-5 HSS-6 [HQヒストリカル]
HSS-4 「運命の遺言状」 ニコラ・コーニック (PHS-19)
ヒロイン:キャロライン・ウィストン ヒーロー:ルイス・ブラバンド
ルイス・ブラバンド、予想通りヒーローで再登場^^
爵位なしヒーローはここまで読んできて初めて出てきました
資産はあるけど、いわゆる大資産家ではないようですし、放蕩者でもありません
前作のアイシャム卿よりも地味な感じがしたかな。でも金髪のハンサムさんのはず……
そしてニコラ・コーニックらしいヒール美女が出てました。彼女の作品の典型的なキャラクターですね
コンパニオンのシンデレラストーリーとしては王道で、読みやすかったです
ただ、タイトルの遺言状が終盤まで出なかったのは意外でした
数カ月以内に結婚しないと遺産相続権がなくなるという話は多く、それが序盤にあって、契約結婚のパターンかなと思ったので
でも、この遺言直後に求婚は確実にNGでしょうに^^;まあ、そこがHQ
最後にひと悶着必要ってところでしょうか
ラヴェンダーはヒロイン予定の気がする。でも彼氏は平民で……話になるのかな?
リチャードは単なる脇役のような気がするけど……ああ、微妙
HSS-5 「アフロディーテの醜聞」 ゲイル・ウィティカー (PHS-21)
ヒロイン:デジレー ヒーロー:セバスチャン
最初から最後まで笑っちゃうほど歯の浮くセリフを恥ずかしげもなく使いまくるヒーローでした^^;
こんな人だったとは……「美徳の戯れ」のウィンダムの親しい友人で出てきた時は、真面目そうな感じがあったんだけどなあ
作者が違うと若干キャラクターの性格が変わってしまう例ですね
デジレーは意志が強い女性で、素直ではないですが自立した好感のもてるヒロインでした
頑固ではないのが良かったのかな?
サイウェル侯爵夫人失踪事件に関しては新たな展開が
「邪悪な侯爵」という本が出版され、ロンドンで話題沸騰中なんだとか……作者不明ということだけども、絶対ヒロインの誰かだ
まだ登場していないヒロインでそういうのを書きそうなキャラクターというとソフィアかへスターのような気がする
若くないとそういう作品を書かない気がするので
ガーディング女学校の同僚ジスレーヌとヘレンがちょっと気になる感じで登場しています
彼女たちもヒロイン候補か?と思いつつ、30歳のヘレンではヒロインは無理か…ジスレーヌの年齢がちょっと分かんないんだけど。この人、「侯爵のお気に入り」でも結構名前が出てきた人なんだよねえ
そうそう、終盤に登場したどこか上品な宿屋のジェニーがとても気になります
描写の仕方が明らかにただの平民ではない^^;
ということはやはりヒロイン候補だろうか
HSS-6 「華麗なる企て」 アン・アシュリー (PHS-23)
ヒロイン:ソフィア・クリーヴ ヒーロー:ベネディクト・ライズリー
なんというか、アン・アシュリーらしい作品でした
つまり、私的にはちょっと苦手というか…
ヒロインの性格が微妙に苦手というか…
少女からの脱皮で性格が変わっていく様を描いてるんだけど、彼女の性格に一本筋が通っていないような感じがするというか…
結局のところ、ヒーローにやり込められて従順になるじゃじゃ馬馴らし的な話は苦手なんです
成長したというよりは自分を持っていないように感じられるんです
大体、彼女の性格なら、愛してる馬丁の妻になっても人生楽しんで暮らしていくと思うんですよ
今その時に料理洗濯掃除ができなくても、1,2年も経てば立派な主婦になってると思う
それが、前半の性格設定を考えると、終盤、お前に何ができるんだと言われてあそこまで落ち込むのがとても不自然に感じた
だって、突然クリーヴ家に何かがあって没落しても、ソフィアなら一人で逞しく生きていける性格設定に思えたから。他のヒストリカルヒロインと同じように
友人のロビーナと性格が反対ならこのストーリが納得できたのかも
でも、そうするとアン・アシュリーらしくないヒロインになるんだろうな^^;
いわゆる「おきゃん」(死語だねえ><)な女の子のヒロインがアン・アシュリーっぽいということか
ま、さすがにストーリーは及第点。好きな人は好きなんだろうなあ
ジャマイカから戻ったばかりで社交界に顔を出していないベネディクトと社交界にデビューしたばかりのソフィアがメインではサイウィル侯爵夫人失踪事件の進展を望むのは難しかった?
ヤードリー伯爵の不可解な行動だけで事件はいまだ闇の中^^;
兄のマーカスは後々必ずどこかで出てくるだろうな。サイウェル侯爵とヤードリー伯爵のいざこざ解決には彼がヒーローでないと話が進まない気がするので
ロビーナはヒロインになりそうな位置にいるんだけど、あまり好感を持てなかったので微妙です
ヒロイン:キャロライン・ウィストン ヒーロー:ルイス・ブラバンド
ルイス・ブラバンド、予想通りヒーローで再登場^^
爵位なしヒーローはここまで読んできて初めて出てきました
資産はあるけど、いわゆる大資産家ではないようですし、放蕩者でもありません
前作のアイシャム卿よりも地味な感じがしたかな。でも金髪のハンサムさんのはず……
そしてニコラ・コーニックらしいヒール美女が出てました。彼女の作品の典型的なキャラクターですね
コンパニオンのシンデレラストーリーとしては王道で、読みやすかったです
ただ、タイトルの遺言状が終盤まで出なかったのは意外でした
数カ月以内に結婚しないと遺産相続権がなくなるという話は多く、それが序盤にあって、契約結婚のパターンかなと思ったので
でも、この遺言直後に求婚は確実にNGでしょうに^^;まあ、そこがHQ
最後にひと悶着必要ってところでしょうか
ラヴェンダーはヒロイン予定の気がする。でも彼氏は平民で……話になるのかな?
リチャードは単なる脇役のような気がするけど……ああ、微妙
HSS-5 「アフロディーテの醜聞」 ゲイル・ウィティカー (PHS-21)
ヒロイン:デジレー ヒーロー:セバスチャン
最初から最後まで笑っちゃうほど歯の浮くセリフを恥ずかしげもなく使いまくるヒーローでした^^;
こんな人だったとは……「美徳の戯れ」のウィンダムの親しい友人で出てきた時は、真面目そうな感じがあったんだけどなあ
作者が違うと若干キャラクターの性格が変わってしまう例ですね
デジレーは意志が強い女性で、素直ではないですが自立した好感のもてるヒロインでした
頑固ではないのが良かったのかな?
サイウェル侯爵夫人失踪事件に関しては新たな展開が
「邪悪な侯爵」という本が出版され、ロンドンで話題沸騰中なんだとか……作者不明ということだけども、絶対ヒロインの誰かだ
まだ登場していないヒロインでそういうのを書きそうなキャラクターというとソフィアかへスターのような気がする
若くないとそういう作品を書かない気がするので
ガーディング女学校の同僚ジスレーヌとヘレンがちょっと気になる感じで登場しています
彼女たちもヒロイン候補か?と思いつつ、30歳のヘレンではヒロインは無理か…ジスレーヌの年齢がちょっと分かんないんだけど。この人、「侯爵のお気に入り」でも結構名前が出てきた人なんだよねえ
そうそう、終盤に登場したどこか上品な宿屋のジェニーがとても気になります
描写の仕方が明らかにただの平民ではない^^;
ということはやはりヒロイン候補だろうか
HSS-6 「華麗なる企て」 アン・アシュリー (PHS-23)
ヒロイン:ソフィア・クリーヴ ヒーロー:ベネディクト・ライズリー
なんというか、アン・アシュリーらしい作品でした
つまり、私的にはちょっと苦手というか…
ヒロインの性格が微妙に苦手というか…
少女からの脱皮で性格が変わっていく様を描いてるんだけど、彼女の性格に一本筋が通っていないような感じがするというか…
結局のところ、ヒーローにやり込められて従順になるじゃじゃ馬馴らし的な話は苦手なんです
成長したというよりは自分を持っていないように感じられるんです
大体、彼女の性格なら、愛してる馬丁の妻になっても人生楽しんで暮らしていくと思うんですよ
今その時に料理洗濯掃除ができなくても、1,2年も経てば立派な主婦になってると思う
それが、前半の性格設定を考えると、終盤、お前に何ができるんだと言われてあそこまで落ち込むのがとても不自然に感じた
だって、突然クリーヴ家に何かがあって没落しても、ソフィアなら一人で逞しく生きていける性格設定に思えたから。他のヒストリカルヒロインと同じように
友人のロビーナと性格が反対ならこのストーリが納得できたのかも
でも、そうするとアン・アシュリーらしくないヒロインになるんだろうな^^;
いわゆる「おきゃん」(死語だねえ><)な女の子のヒロインがアン・アシュリーっぽいということか
ま、さすがにストーリーは及第点。好きな人は好きなんだろうなあ
ジャマイカから戻ったばかりで社交界に顔を出していないベネディクトと社交界にデビューしたばかりのソフィアがメインではサイウィル侯爵夫人失踪事件の進展を望むのは難しかった?
ヤードリー伯爵の不可解な行動だけで事件はいまだ闇の中^^;
兄のマーカスは後々必ずどこかで出てくるだろうな。サイウェル侯爵とヤードリー伯爵のいざこざ解決には彼がヒーローでないと話が進まない気がするので
ロビーナはヒロインになりそうな位置にいるんだけど、あまり好感を持てなかったので微妙です
アフロディーテの醜聞 (ハーレクイン・ヒストリカルスペシャル)
- 作者: ゲイル ウィティカー
- 出版社/メーカー: ハーレクイン
- 発売日: 2011/07/29
- メディア: 単行本
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