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HS-318「誇り高き花嫁」HS-325「華やかな陰謀」 ルース・ランガン [HQヒストリカル]

「誇り高き花嫁」「華やかな陰謀」「たった一つの愛」「非情の戦士にキスを」こちらもやっと揃いました*^^*
マカルピン美人三姉妹のスピンオフです
この作品でスコットランド女王メアリーに詳しくなったわ^^;
例の如く、史実が散らばめられていて、エリザベスとメアリーの関係など予め知っておくと更に楽しめた作品だと思います
何気に薔薇と宝冠と時代が一緒なので、ある程度時代背景がわかっていて読みやすかったです

「誇り高き花嫁」
中世のハイランダーは野蛮人とういうのは一般常識としてあるものなんだろうか
まあ、それはそうとして、結婚式の最中に目の前で花婿を殺され、そのまま攫われたヒロインとしては、ヒーローに惹かれながらも最後の方まで頑ななんだろうな。と想像しながら読み進めましたが、予想に反して早々に素直になってヒーローを認めています
私がルース・ランガンのヒロインが好きな理由ですね
偏見に凝り固まっていないし、状況に柔軟なヒロインが多いです
メレディスも例に漏れず。ルース・ランガンらしいヒロインです
そして、ヒーローは勿論優しくて格好良い
終盤メレディスを追いかけるも紙一重の差ですれ違い追いつかない、ヒロインに振り回されるヒーローですが、そういうもどかしさがまたツボです
ロマンスが中盤で山場が来るのも、ヒーローが大怪我するのも、人がたくさん死ぬのもルース・ランガンらしい
ルース・ランガンのヒストリカルの典型的なストーリーです。だから、とっても読みやすく、面白い
最後は完璧にハッピーエンドで読後感もばっちしです^^

「華やかな陰謀」
前作はスコットランド内で起こったことでしたが、今作はイングランド内でのお話でした
前作のメアリー女王と同じ存在でエリザベス女王が出てきます
ヒーローの親しい友人という設定まで前作と同じ
ヒロインがヒーローに攫われるという設定も前作と同じ
まあ、例に漏れず面白かったのは面白かったんだけど、設定が前作そのままなので、もう少し何とかならなかったのか…とか思ってしまった
生まれによる義務と責任のあり方の対比として二人の女王を出してきて「メアリーとメレディス」「エリザベスとブレンナ」として、敢えて狙って同じ設定にしたのかな?
気になることはいろいろあるけれど(ヒーローが重症すぎで明らかにあり得ない状況とか)、まあ、終わり良ければ全て良しって感じで、すっきりとした読後感です
ラスト、エリザベスに騙されてスコットランドに訪れるモーガンに思わずニヤリでした






誇り高き花嫁 (ハーレクイン・ヒストリカル・ロマンス)

誇り高き花嫁 (ハーレクイン・ヒストリカル・ロマンス)

  • 作者: ルース ランガン
  • 出版社/メーカー: ハーレクイン
  • 発売日: 2008/02
  • メディア: 新書



華やかな陰謀 (ハーレクイン・ヒストリカル・ロマンス)

華やかな陰謀 (ハーレクイン・ヒストリカル・ロマンス)

  • 作者: ルース ランガン
  • 出版社/メーカー: ハーレクイン
  • 発売日: 2008/04
  • メディア: 新書



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