HS-69 「十年目の蜜月」 HS-126 「報復は甘く」 ポーラ・マーシャル [HQヒストリカル]
ポーラ・マーシャルはいつもヒロインが好感です
意固地じゃなく、浅はかでないので、イライラせずに読めるからです
ただ、その分ヒーローのあくが強かったりすると、ヒロインが霞んでしまいます
そんな時はちょっと残念だなーと思いますが、ポーラ・マーシャルは好きな作家さんのようです
ネタバレ
「十年目の蜜月」
ヒストリカルの16世紀は珍しいんじゃなかろうか。今まで5冊ぐらいしか読んだことがない
偶然読まなかっただけなのかもしれないけど
出だしから序盤、面白くなりそうな予感…
10歳と16歳で親族に無理やり結婚させられ、10歳の時に不細工だったヒロインにヒーローは会う気がせず、10年目にしてやっとお互いに配偶者と2度目の再会
ヒロインはすぐに夫と判ったが、ヒーローは自分の妻と気付かず一目惚れ。その場で口説き始める
もちろんヒロインは才色兼備。10年で超美人に育っていた…ありがちだけど
ここから「猿と結婚させるなんてひどい」と10年前に暴言を吐かれた復讐を始めるのか!?とわくわく読み進めましたら、ヒロインは早々に許して甘々状態に。そして話はロマンスから遠ざかり、ヒーローの任務が主な内容にとって代わってしまいました
中盤ぐらいで、ベスの存在が吹けば飛ぶほど軽い状態にーー;
チャールズがドルーに嫉妬した理由にベスが妻だからというのがあったが、取ってつけてるよ…せめて10年前に結婚式に出ててベスに好意があったとかの件があれば納得できる告白だったのに
忘れてたから、名前でもヒロイン出しておかないとって感じがした^^;
親友のフィリップも出てきた理由が分からない
陰謀の主犯の謎解きのためのミスリード役だったんだろうか?
にしてはやはり軽すぎる存在に……^^;
中盤までかなり面白かっただけに、とっても残念です
ヒーローもヒロインも設定も素敵なのになあ
「報復は甘く」
姉が娼婦だったからって妹も同じと決めつけるのはあまりにも短絡すぎる
リージェンシーでは清純なレディを娼婦と勘違いする話はやはり王道なんだろうか
お互い頑固で譲り合わない話は読むのがしんどいのですが、ポーラ・マーシャルらしく、ヒーローがヒロインの話を信じないというだけでそんなに強情でなく設定の割に読みやすかったです
ヒーローがメロメロで、ヒロインの立場の方が強かったからかな
まあ、頑固そうなヒーローだったし、王道的に実際に関係持つまでヒロインへの勘違いに気付かないんだろうな…と思っていたらやっぱりその通りで、それもラスト間際でした
終盤はばたばた忙しいです
なまじ、中盤がだらだら長かったので…
しかし、ベルを脅迫してたハウエルがあんなに簡単に、意味もなくラストで死んでしまうとは。さすがハーレクイン^^;
ご都合主義はそんなに気にならないのでまあいいんですが
意固地じゃなく、浅はかでないので、イライラせずに読めるからです
ただ、その分ヒーローのあくが強かったりすると、ヒロインが霞んでしまいます
そんな時はちょっと残念だなーと思いますが、ポーラ・マーシャルは好きな作家さんのようです
ネタバレ
「十年目の蜜月」
ヒストリカルの16世紀は珍しいんじゃなかろうか。今まで5冊ぐらいしか読んだことがない
偶然読まなかっただけなのかもしれないけど
出だしから序盤、面白くなりそうな予感…
10歳と16歳で親族に無理やり結婚させられ、10歳の時に不細工だったヒロインにヒーローは会う気がせず、10年目にしてやっとお互いに配偶者と2度目の再会
ヒロインはすぐに夫と判ったが、ヒーローは自分の妻と気付かず一目惚れ。その場で口説き始める
もちろんヒロインは才色兼備。10年で超美人に育っていた…ありがちだけど
ここから「猿と結婚させるなんてひどい」と10年前に暴言を吐かれた復讐を始めるのか!?とわくわく読み進めましたら、ヒロインは早々に許して甘々状態に。そして話はロマンスから遠ざかり、ヒーローの任務が主な内容にとって代わってしまいました
中盤ぐらいで、ベスの存在が吹けば飛ぶほど軽い状態にーー;
チャールズがドルーに嫉妬した理由にベスが妻だからというのがあったが、取ってつけてるよ…せめて10年前に結婚式に出ててベスに好意があったとかの件があれば納得できる告白だったのに
忘れてたから、名前でもヒロイン出しておかないとって感じがした^^;
親友のフィリップも出てきた理由が分からない
陰謀の主犯の謎解きのためのミスリード役だったんだろうか?
にしてはやはり軽すぎる存在に……^^;
中盤までかなり面白かっただけに、とっても残念です
ヒーローもヒロインも設定も素敵なのになあ
「報復は甘く」
姉が娼婦だったからって妹も同じと決めつけるのはあまりにも短絡すぎる
リージェンシーでは清純なレディを娼婦と勘違いする話はやはり王道なんだろうか
お互い頑固で譲り合わない話は読むのがしんどいのですが、ポーラ・マーシャルらしく、ヒーローがヒロインの話を信じないというだけでそんなに強情でなく設定の割に読みやすかったです
ヒーローがメロメロで、ヒロインの立場の方が強かったからかな
まあ、頑固そうなヒーローだったし、王道的に実際に関係持つまでヒロインへの勘違いに気付かないんだろうな…と思っていたらやっぱりその通りで、それもラスト間際でした
終盤はばたばた忙しいです
なまじ、中盤がだらだら長かったので…
しかし、ベルを脅迫してたハウエルがあんなに簡単に、意味もなくラストで死んでしまうとは。さすがハーレクイン^^;
ご都合主義はそんなに気にならないのでまあいいんですが
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